2019
09/23

【映画感想】キングダム

少し前の話ですが、映画「キングダム」を観てきましたので、感想を書きます。

元々、観に行くつもりはなかったのですが、友人からの

主役以外は良かったよ。

との言葉を聞いて、行くことにしました。

結論から先に言うと、すごく良かったわけではなかったけど、観て損はしなかったです。

前置き

この記事はこんな感じの人間が書いています。

  • 原作は、ほぼ全部読んでいる(途中 1 巻分くらい抜けてるかも)。
  • 原作のファンと呼べるほど好きなわけではない(続きは気になるが、なくても生きていける程度)。
  • 出演者の中に好きな人がいるわけでもない(逆に苦手な人も出ていない、と思う)。
  • 中国の歴史に関する知識は、せいぜい学生時代の教科書程度(どちらかというと関心は高くない方かと)。

「キングダム」とは?

紀元前3世紀の古代中国の春秋戦国時代末期を舞台にして、後の始皇帝となる秦王政と、秦の武人である主人公・信の活躍を中心に描かれている中国時代劇である。

キングダム (漫画) - Wikipedia

春秋戦国時代の中国を舞台に、大将軍を目指す主人公・信と、後に中国を統一し秦の始皇帝となる嬴政(えいせい)を中心に描かれる物語。

原作は「ヤングジャンプ」にて連載中の漫画で、作者は原泰久氏。 現在も連載中で、単行本は 2019 年 8 月時点で 55 巻まで刊行されています。

絵柄は好みが分かれると思いますし、けっこうグロい描写が多いです。 個人的にはちょっと苦手なんですが、でもついつい引き込まれて読んでしまうみたいな感じです。

キャスティングについて

友人が微妙に感じたらしい主役も含めて、キャスティングについて、私はとくに不満はありませんでした。

強いて言うなら、変態グルメの人が演じている役が原作でどのキャラだったかが思い出せなかったくらいでしょうか。

ストーリーについて

壮大なお話で、原作も未完なので、一本の映画で全部を描ききるのは無理だろうと思っていました。

なので、原作のどこからどこまでを切り取って映像化するのだろうかと考えていたら、かなり最初の方だけで終わってしまいました。

大軍勢と大軍勢がぶつかり合う合戦が見どころの一つだと思っていましたので、せめてその入り口くらいまでは観たかったなというのが正直なところです。

最後のほうが城の中の狭い空間での戦いになり、こじんまりとした印象になってしまったのも少し残念でした。

ただ、すでに続編の制作が決定しているようですので、そのへんは続編でのお楽しみということでしょうか?

演出について

監督は、佐藤信介氏。

「GANTZ」や「図書館戦争」シリーズなどの監督です。

漫画やアニメを原作とする作品を多く手掛けている印象があります。

なので、佐藤氏が「キングダム」の監督を務めると聞いたときも、「ああ、なるほどな」と思っただけでした。

けっして積極的な賛同ではありませんでしたが、「大ハズレはないだろう」という意味で安心しました。

終わりに

全体としては、長い物語の最初の方をうまく切り取って、一本の映画としてまとまりのあるものになっていたと思います。

ただ、続編ありきの作品だと思うので、本当の意味での「キングダム」の面白さはまだ十分に描ききれていないのかなという気がしました。

そういう意味では、やはり「続編に期待」という結論になるでしょうか。

映画館まで足を運ぶかどうかは別にして。

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