YouTubeの新たな試み
YouTubeは、クリエイター向けの年次イベント「Made on YouTube」で、Google DeepMindのAI動画生成モデル「Veo」をショート動画に統合することを発表しました。
米Google傘下のYouTubeは9月18日(現地時間)、クリエイター向け年次イベント「Made on YouTube」で、Google DeepMindのAI動画生成モデル「Veo」をショート動画に統合することで、高品質の背景や6秒間のクリップを生成できるようにすると発表した。
AI動画生成ツールについて
私はAI動画生成に興味があり、実際に無料で試せるツールを使ってみたことがあります。
ただ、その時の印象としては、満足のいく結果を得るのは難しいといったものでした。
有料の動画生成サービスの一部には高品質なものも出てきているようですが、果たして今回の「Veo」はどうなのでしょうか。
DeepMindとは?
ところで、記事の中に出てきた「DeepMind」というワードが気になりました。
調べてみると、2023年の9月に発表されていたもののようです。
プロンプトにアイデアを入力するだけで、AI が生成した動画や画像の背景をショートに追加できる新機能「DreamScreen」の試験運用が、年内に開始される。
(中略)英語のみで日本での導入時期は未定。 YouTubeが生成AIの新機能「Dream Screen」と新しいモバイルアプリ「YouTube Create」を発表|@DIME アットダイム
私は知らなかったのですが、1年ほど前に発表されていたのですね。
内容的に似ているので、今回の発表のポイントは「ショート動画に統合される」という点にあるのかもしれません。知らんけど。
試してみたいけれど…
性能を確かめる意味でも、「Veo」を使ってみたいと思う気持ちはあります。
ただ、もしYouTubeショート専用みたいな感じなのだとしたら、私が実際に使う機会は限られているかもしれないです。
ダウンロードして他のツールやサービスで再利用できるというのであれば変わってくるので、続報を待ちたいと思います。
おわりに
先日、Adobe Fireflyの動画生成機能について紹介しました。
最近、AI動画生成に関するニュースを目にすることが増えた気がします。
上にも書いたように、性能的にはまだ過渡期なのかなという印象もありますが、それだけにこれからもいろいろと動きはありそうですね。
参考記事
- YouTubeで6秒の生成AI動画制作可能に DeepMindの「Veo」で - ITmedia NEWS
- YouTubeが生成AIの新機能「Dream Screen」と新しいモバイルアプリ「YouTube Create」を発表|@DIME アットダイム